防衛省が呉市に巨大「防衛拠点」計画 市民が危機感を募らせる理由とは 日本製鉄の製鉄所跡地に急浮上◆平和都市を目指す「戦後の流れに逆行」
3月の計画浮上後、反対集会を開き、日鉄に跡地売却の中止などを求めてきた「考える会」。市にも、市民の声を直接聞く説明会などの機会をつくるよう求めているが、市は後ろ向きな対応に終始する。日鉄跡地は、戦前は戦艦大和も造られた海軍工廠(こうしょう)で、何度も激しい空襲を受けた。西岡さんは「兵たん拠点が相手の攻撃の標的になるのは、軍事の常識」と訴える。
1950年施行の旧軍港市転換法(軍転法)で、呉市を含む旧日本軍の軍港4市は平和都市の建設を目指してきた。だが2025年3月には、海自呉基地に陸海空自衛隊共同の新部隊「自衛隊海上輸送群」の司令部も設置される。そんな中の今回の計画に、西岡さんは「呉基地の約1.5倍の面積がある製鉄所跡地が新たな防衛拠点となれば、戦後の流れを逆回転させることになる」と危機感を募らせる。
引用元: ・呉市に巨大防衛拠点計画 市民団体「相手の攻撃の標的になる」「平和都市を目指す戦後の流れに逆行」 [135853815]
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